励ますという言葉は、
元々の意味があって、
心を与えるという意味だそうです。
子どもを励ますということは、子ども達に心を与えることなんですね。
子ども達が成長していく中で、子ども達を助け、支えるのが親の役目だと思いますが、
どこまで手を貸して、どこまで本人の自主性に任せるかは、難しいところですよね。
どういう時に褒めて、どういう時に厳しく叱るかはとても頭で
考えて、できることではないと思います。
6年ぐらい前に、以前の会社で、管理職をしてました。
立場上、厳しいことも、言わなければならないこともあり
人を指導するということは、とても難しいと、実感したものです。
私達人間は、いろんな個性があります。
ちょっと厳しいことを言われると、挫けてしまう人。
何事も集中して仕事をこなす器用な人。
人一倍、支えや助けが必要な人。
プレッシャーに強くプレッシャーを与えた方が、できる人。
私はなるべく、その人の個性に合わせて助言や指導をしてきました。
子ども達にも同じことが、言えると思います。
褒める・・励ます・・・。
というのは、簡単です。
ただ、子どもをどのような時に、励ましたらいいかのは、時と場合によります。
挫けそうな時には、手を差し伸ばさなければ、ならない時もあります。
やり遂げるのを、じっと見守って、いけない時もあります。
どちらにしても、やさしく適切なアドバイスが必要です。
もし、失敗して子どもが落ち込んでしまっても、一緒に落ち込んでは、
だめだと思います。
どこまでやり遂げ、どんな努力をしたかを褒めて、そして、励ますことは
子どもにも、それが結果的に失敗であっても、必ず良い結果になってくれると思います。
少なくとも、自信を持ってくれると思います。
随分前に、長男が自分で、着替えるのを見てました。
そろそろ自分で、やらせなければと思い、じっと見ていたのですが、
イライラ イライラしてきます。
つい『かしてごらん!! こうするったい!!(こうするんだ!)』
と取り上げて、着替えをしてしまいました。
わかってても、ついってやつです・・・。
その時の、長男は悲しそうで、落ち込んでいました。
こういう場面って、結構日常で、よくある事だと思います。
長男を傷つけてしまった事に、すごく反省しました。
いつも後から後悔すんですよね。
せっかくのやる気を潰してしまい、
傷つけてしまいました。
親も忍耐が必要です。
親の役目は、子どもが自分で、できるように
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